抗酸化作用たっぷりの小豆を使った美髪を育む髪育ごはんです。
昔から小正月(1月15日)には、「小豆粥」を食べる習慣がありますが、これは「赤色の食べ物は邪気を祓う」という中国の古い風習に由来しているそう。
※諸説あり
私は毎年”邪気祓い”と”無病息災”、そして美髪を願って”小豆粥”を食べます。薬膳で小豆は、利水作用や水分代謝を良くしてくれるので、下半身のむくみ、かゆみを伴う発疹にもおススメの食材。
栄養学的には『赤いダイヤ』と言われるほど、たんぱく質やミネラル、食物繊維やビタミンB群も豊富。髪にとって大切な栄養素がたっぷりの美髪を育む食材です。
また、お餅の材料の「もち米」は、胃腸を温め元気にしてくれる食材です。米や麦など穀類にも、それぞれ冷やすor温めるがあります。体に熱がこもりがちな暑がりさんは「お蕎麦」、冷え性さんは「もち米」を選ぶと良いですよ。
●温性:もち米、赤米
●平性:米、黒米、小麦、きび、とうもろこし
●涼性:大麦、はと麦、そば、玄米、あわ、ひえ
あまったお餅でとろ〜り食感。抗酸化作用たっぷりの小豆粥をお届けです。寒い日々が続きますが、肌や髪の美を育みましょうね。
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【薬膳効果】
☆小豆…下半身のむくみ、美肌、かゆみを伴う発疹、頭皮のベタつき
☆餅(米)…胃腸を元気にする、元気を補う
☆黒ごま…白髪予防、脱毛、便秘、老化予防、めまい
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薬膳の効能(小豆)
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栄養学的な効能
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『小豆粥』のレシピ
『小豆粥』
(調理時間:90分)難易度★☆☆
食材
4人分
・小豆:60g
・米:1カップ
・餅:1切れ
・水:約2〜3カップ
※茹で汁も使う
<トッピング>
・塩:お好みで
・黒ごま:お好みで
作り方
①鍋にたっぷりの水と小豆を入れ、沸騰したら、一度お湯だけ捨てる(下ゆで)
②もう一度、鍋に約3カップの水と小豆を入れ、小豆が軽くつぶれるくらいまで弱火でコトコトゆでる。(約30〜40分くらい)
③鍋に②の茹で汁と水を合わせて4カップくらいなるように調整する。研いだお米と小豆を入れて中火で炊く。
④1度沸騰させ、全体をぐるりと大きく混ぜ、弱火で約30分くらい炊く。(途中、かき混ぜる)
⑤お餅を2㎝くらいにカットして、電子レンジに約30チンする。お粥に加えて、さらに2,3分ほど炊く。
⑥お皿に盛り付け、塩と黒ごまをふりかけたら完成。
ポイント
●お餅を入れずに作る場合、⑤の工程をなくせばOK。
あっさり小豆粥になります。
●小豆の下ゆでが面倒な場合、ゆで小豆を使用してもOK。その場合、③からスタート。水を4カップくらいになるように調整して炊いてみてください。
●お好みの堅さに合わせて、途中水を足すなど、水分量を調整してくださいね。水分は少し多めにしておくと、焦げ予防に◎