髪育ごはん

腸内環境を整え美髪を育む『長芋のポテトサラダ』

腸内環境を整えながらエイジングにも作用する、白髪や細毛が気になってきた方におすすめの髪育ごはんです。

長芋が髪におすすめの理由

『長芋ポテトサラダ』
(調理時間:25分)難易度★☆☆

髪の主成分はたんぱく質でできているのに「どうして長芋が髪におすすめなの?」、そう思う方も多いはず。

 

確かにたんぱく質が髪の大部分を占めていることには、間違いないありません。しかし、たんぱく質の他にも積極的にとっておくと良い食材があります。そのひとつが、腎を補う食材。

 

東洋医学(中医学・漢方)では、「腎」は身体の中で最も大切な臓器のひとつと考えられていて、成長や発育、ホルモンの分泌、免疫系など機能を併せ持つ私たちの“生命源”と考えます。そのため、加齢とともに腎が不足していくことで、白髪や抜け毛などの症状が出てきてしまうのです。

 

 

そんな細毛や白髪予防など、髪のエイジングに作用する『腎』の働きを高め、潤い補給もしてくれるのが『長芋』です。

 

 

また、血糖値の上昇抑制や便通の改善、ダイエットの味方など嬉しい作用が豊富な『レジスタントスターチ』を多く含む食材として大注目。

 

 

レジスタントスターチは、腸内環境を整えてくれる成分で、消化されないデンプンのことです。消化されにくく、直接大腸まで届くので、腸内細菌の餌になり、善玉菌を増やしてくれる働きがあります。

 

 

その結果、便秘改善などの効果が期待できます。腸内環境も整え、免疫力もアップ&美肌作用も期待できるのが山芋(長芋)なんです。

 

てまり
てまり
『レジスタントスターチ』を簡単に説明すると、炭水化物なのに食物繊維と同じような働きをする成分。しかも『不溶性食物繊維』『水溶性食物繊維』の2つの特徴を兼ね備えています。髪のエイジングにも作用して腸内環境も整えてくれるなんて有難い…美髪を目指す者として手放せません

 

 

長芋はスローエイジングのためにも、積極的に取り入れていきたい食材。からだの内側から栄養補給して肌や髪の美を育みましょう。

 

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【薬膳効果】
☆長芋…老化予防、滋養強壮、肌や頭皮を潤す、白髪・細毛予防
☆酢…血行を促す、体を温める、頭皮の血行改善
☆にんじん…血を補う、目を養う、髪のパサつき
☆卵…体を潤す、気血を補う

 

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https://www.instagram.com/temari.yakuzen/

 

長芋と山芋の違いは?

長芋と山芋は別名で売られているものの、成分や効能の違いを考えてみたことはありますか?実は、「長芋」も「山芋」も「ヤマノイモ科」に属する芋類の総称です。山芋や長芋の他にも、いちょう芋やつくね芋といったヤマノイモ科の芋が存在します。

 

 

てまり
てまり
つまり、同じヤマノイモ科の食材で「山芋」という品種はありません。

 

 

山芋も長芋も、栄養価に大きな違いはありませんが、粘りの強さと味わいに違いがあります。山芋はとろりと粘りが強く甘みがあるのに対し、長芋はさらさらと水分が多く、粘り気は少なめであっさりとした味わいです。

 

 

カロリーを比べると、100gあたり山芋が120kcalで、長芋は65kcal。100gあたりの糖質は山芋が25g、長芋が13g。水分を多く含んでいるため、比較すると長芋の方が低カロリーかつ糖質も少ないといえます。作る料理に合わせて選んでみてくださいね。

 

 

冷ますことで栄養価がアップ!?

最近注目されているレジスタントスターチですが、温めると減ってしまう難点がありました。しかし、最近の研究では「温めた後でも、また冷やせば摂取量が増える」ことがわかってきました。つまり、熱を加えても一度冷やしてあげれば良いのです。

 

生食は、胃もたれしている時や、お腹が張っている時などは控えたほうが良い食材でしたが、温めてから冷やせば効果的に取ることができますね。ホクホクした食感でも栄養成分をしっかり摂取できます。

てまり
てまり
私はレジスタントスターチをたっぷり補給したい時は、”温めてから冷やす”『ポテトサラダ』にして頂きます。さらに美髪要素を高める食材を+αしてレシピにしました。

長芋の特徴(薬膳)

【性味】平性、甘味 【帰経】肝・肺・脾・腎
【特徴】気・腎を補う、消化促進、胃腸を整える、肺を潤す、スローエイジング、疲労回復、滋養強壮、咳、寝汗・自汗、口の渇きをいやす、白内障予防

『消化促進、スローエイジング、疲労回復、滋養強壮』の特徴があります。

 

長芋のように腎を補う食材は、生殖機能にも作用すると考られるため、不妊治療でもよくおすすめされます。そう、滋養強壮です。

 

そして、「滋養」とは体を潤す意味でもあります。山芋は滋養でき、平性(温めも冷やしもしない)の食材なので、どんな人でも取り入れやすい食材です。そして、30歳を過ぎたら少しづつでも取り入れていって欲しい食材のひとつ。

 

乾燥すると肌もカピカピ、年齢とともに口が乾きやすくなったなど、加齢は乾燥との戦い。弾けるような肌は若さの秘訣とは良くいったものです。若さ=潤いの証ですね。

 

また、山芋は生薬名は「山薬(さんやく)」と呼ばれ、さまざまな漢方にも含まれる万能な生薬のひとつです。胃腸を整える健脾作用もあり、食物繊維やカリウムも豊富なのでむくみ対策、便秘改善にもおすすめです。

 

てまり
てまり
抜け毛や白髪が気になる、足腰がだるい、耳鳴り、めまいなどの老化の一種ともいえる症状が気になる人におすすめです。 

 

 

 

薬膳としての組み合わせ

今回、長芋と合わせたのは血行を良くする作用のある『お酢』です。薬膳的には、活血作用といって気(エネルギー)や血の巡りを良くする働きがあると考えられています。

 

どんなに体に良いものを取り入れても、巡りが悪ければ届けたいところまで栄養は届いてくれません。とくに、末端にある髪が最後の最後に届く部分です。毛細血管まで栄養を届けるためには、全身の巡りを良くすることが大切です。

 

 

最後にまわし入れるオリーブオイルには、抗酸化作用のあるオレイン酸や血液サラサラ効果が期待できるので生活習慣病などの予防にもなります。そして、オリーブオイルを足すと善玉菌がアップするので便秘改善効果も。

 

腎を補い体を潤す「長芋」、血を補う「にんじん」、血行を良くする「酢」、気血を補い潤い補給できる「卵」、巡りを良くする「パセリ」、髪に潤いを与える「オリーブオイル」を使った、白髪や細毛予防におすすめレシピを作ってみました。

 

長芋のポテトサラダのレシピ

『長芋ポテトサラダ』
(調理時間:25分)難易度★☆☆

食材

【2、3人分】

・長芋:500g

・卵:2個

・にんじん:1/4

・パセリ:適量

・マヨネーズ:大さじ4

・酢:大さじ1

・てんさい糖:少々

・塩:少々

・オリーブオイル:大さじ2

作り方

①卵をゆでている間に、にんじんは薄くカットし、パセリはミジン切りにしておく。卵が茹で終わったら、ボールに入れフォークで荒く潰す。

②長芋は、洗って皮つきのまま3㎝くらいの長さに切る。耐熱皿にならべ、ラップをしてレンジ(600W)で7分加熱。その後、皿の位置を変え5分温める。竹串がすっと通ればOK。

③長芋は熱いままボウルに入れ、フォークで粗く潰し、①を入れ、マヨネーズ、酢、てんさい糖を入れよく混ぜる。最後に塩コショウで味を整える。

④皿に盛り付けたら、パセリを振り完成。オリーブオイルはお好みでかけ、召し上がれ!

ポイント

❶さっぱりしたい人は、酢の量を多めにしてください。

❷パセリは乾燥パセリでも大丈夫です。

 

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