がんサバイバー

私が考える『回復力のある人生』とは

私は闘病・脱毛をきっかけに『病気になりにくい体作り』を志し、東洋医学(中医学)、漢方、薬膳、自然療法、発酵食品、アロマなど、様々なことを学んできました。

 

 

 

人生のどん底、生死の境を彷徨った私が今思うのは、『回復力のある人生』って、仕事面、健康面、美容面など、いろんな場面で役立つなってこと。

 

 

 

調子が悪くなってから薬で治療するのではなく、病気になる前に予防する『未病先防(みびょうよぼう)』に加え、まさかのケガや病気、仕事や恋愛のどん底に陥った時に『戻れる力』。すなわち、私が考える回復力。

 

 

どんなに予防しても、気をつけても、人間って『まさかの坂』に転げ落ちる時ってあるんです。もちろん、その確率を下げるのが予防医学の得意とする分野なんですが、人生って何があるかわからない。

 

 

 

例えば、安全運転をしていても後ろから車に追突されたり、運動や食事に気をつけてても遺伝性の病気になったり、急な異動で上司からパワハラされて鬱になったり…

 

 

 

じゃあ、どうしようもないなら予防しないか?というと、そんなことはないです。確率を下げるためには、『病気になりにくい体作り』は大切です。これは美容面、精神面の安定にもつながります。

 

 

 

人間は、常に揺らぎ変化しながら安定しようとする存在。

 

 

 

 

東洋医学では”中庸(ちゅうよう)”という言葉で古くから用いられてきましたが、人間も自然の一部。ひとつの要素だけではなく、自然界や人間関係など様々なバランスのなかで生きています。

 

 

 

目に見えるもの、目に見えないもの。さまざまな揺らぎを感じ、時にはバランスを崩すことも…これは決して準備不足や弱さだけの問題ではなく、ある意味仕方のないこと。

 

 

 

大切なのは一部のバランスが崩れてしまっても、またバランスを戻していける”回復力”のほうかなって。私はバランスが崩れないようにガチガチに固めるより、崩れても戻れる”回復力”のある人生を大切にしています。

 

 

 

ハードスプレーでガチガチにスタイリングしたら崩れにくいけど、崩れたときは壊滅的…それより、少しくらい崩れても、トイレで直せるほうが柔軟性がある(髪に例えるなら、こんな感じ)

 

 

 

そのために実践しているのは、予防+予備(知恵)。まずは、崩れにくい(崩れても少しにできる)心と体作り。そして、大きな波がやってきたときにしっかりと向き合える予備(知恵)。

 

 

心も体もバランス、その土台が整えば髪も肌も安定してくる。私がバランスを大切にする理由です。ちょっとくらい崩れたって乱れたって大丈夫、人間なんてそんなもの。

 

 

私もそうですが、ゆっくり自分のペースでバランス整えていきましょうね。

 

 

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