『補うこと』と『出すこと』、両方のバランスを取ることが美肌、美髪、健康の秘訣。そんなバランスを整える、白髪と頭皮のベタつき予防におすすめの髪育ごはんです。
小豆が髪におすすめの理由
和菓子には欠かせない「小豆」ですが、起源はとても古く、日本最古の歴史書でもある『古事記』に登場するほど。
そんな小豆は、食物繊維やたんぱく質、ビタミンB群や鉄など、ミネラルや栄養素をバランスよく含んだ食材。近年は「赤いダイヤ」と言われるほど、栄養の宝庫なんです。
✔︎髪や筋肉の主成分のたんぱく質
✔︎貧血予防の鉄分
✔︎むくみを改善するカリウム
✔︎スムーズな排便を促す食物繊維
✔︎コレステロール低下・二日酔い予防のサポニン
✔︎冷え性改善に良いビタミンB1
✔︎老化予防に良いポリフェノール
日本では昔から初潮を迎えたら「お赤飯」、お彼岸には「おはぎ」を作る習慣があります。そんなお祝いごとに用いられてきた小豆ですが、抗酸化作用の強いポリフェノールが豊富に含まれています。
ポリフェノールといえば赤ワインですが、なんと小豆のポリフェノール含有量は赤ワインよりも多いのです。
肌や髪のエイジングに作用する「抗酸化作用」のあるポリフェノールは、積極的に補いたい食材ですよね。
また、小豆に含まれるたんぱく質は、筋肉や臓器、爪や髪などの身体を作る主成分。髪にとって大切な「たんぱく質」、白髪や細毛など髪のエイジングに作用する「ポリフェノール」が豊富な小豆は、まさに赤いダイヤ!
小豆の特徴
【性味】平性、甘・酸味 【帰経】心・小腸
【特徴】余分な水を排出、むくみ、利尿、下痢、排尿困難、皮膚の腫れ、赤み、吹き出物、熱生のできもの
 
小豆は、体の余分な水を排出して、むくみや熱性の肌荒れを改善する食材。
《小豆の薬膳的効能》
✔︎血を増やし巡らせる
✔︎むくみの改善
✔︎ふきでものや湿疹の改善
✔︎髪のエイジング
✔︎美肌
小豆の利尿作用はかなり強く、とくに下半身のむくみに良いとされています。また、解毒作用もあるので、ふきでものやニキビ、便秘や頭皮のベタつきなどデトックスにもおすすめ。
「水」の代謝が悪くなって、体内に余分な水分(津液)が溜まっている痰湿タイプと呼ばれる人は、頭皮のベタつき、ニオイが強く出る人が多いです。
洗浄力の強すぎるシャンプーでゴシゴシするより、余分な水分を排出してくれる食材で整えてあげることが大切。
また、血を補い巡りと良くする作用もあるので、めまいや貧血、月経痛や目の下のクマがある方にもおすすめ。
体のさまざまな部位に栄養を行き渡らせる「血」が不足してしまうと、肌荒れや抜け毛、爪が弱くなったりと、美容面にも影響します。また、集中力の低下や不安感が増すなど、精神的にも不安定になりやすくなります。
女性は月経や出産があるので、男性よりも何倍も血虚(血の不足)になりやすいので、こまめに血を補うことが、美肌・美髪に繋がりますよ。
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薬膳としての組み合わせ
今回、「小豆」に合わせた「黒豆」は、小豆と同じように余分な水分を排出し、血を補ってくれます。とくに、黒豆にはスローエイジングに良い腎を補ってくれるので、白髪や抜け毛など、髪の老化が気になる人にはとっておきの食材。
黒色に含まれるポリフェノールの一種の「アントシアニン」は、活性酸素を抑える抗酸化作用に優れた成分。近年、注目されているサビない体作りにおすすめなんです。

一緒に合わせたクコの実は、とくに肝の血を補ってくれるので、目のかすみ、ドライアイが気になる人にもおすすめ。目の酷使すると、肝と関わりの強い血も消耗してしまうので、髪のパサつきや抜け毛の要因にも繋がりますよ。
からだの余分な水分を排出する「小豆」、白髪予防に良い「黒豆」、胃腸の働きを整える「かぼちゃ」、血を補い潤い補給の「クコの実」を組み合わせた
白髪と頭皮のベタつき予防におすすめの髪育ごはんです。
『黒豆かぼちゃぜんざい』のレシピ
調理時50分【難易度★☆☆】
食材
【2人分】
・小豆:200g
・黒豆:100g
・かぼちゃ:50g
・クコの実:10粒くらい
・てんさい糖(砂糖):150g
・塩:少々
・水:1ℓ
作り方
※アク抜き不要の小豆を使うと便利です。
①小豆のアク抜きをする。まずは、ざるに小豆を入れ、水で軽く洗う。そこに熱湯をたっぷり掛け回す。これをするとアク抜きが1度ですみます。
②鍋に①を入れ、お水を小豆の2、3㎝上まで注ぎ、強火にかける。沸騰したら、すぐにざるで水をきる。これでアク抜きはOK。
③同じ鍋に小豆、黒豆、水1ℓを入れ、強火にかける。沸騰したら蓋をして弱火で1時間ほど煮込む。
④クコの実は、水で戻しておく。かぼちゃは、種を取り、耐熱皿に入れ、ラップをして電子レンジで3分。包丁で切れるくらいの硬さになったら、2㎝角の食べやすい大きさにカットしておく。
⑤小豆を煮るとき、途中でアクが出てきたらおたまで取りましょう。そして、1時間経ったら、てんさい糖1/3とかぼちゃを加える。そして、5分ほど煮込む。これを2回繰り返す。
⑥最後に塩をひとつまみ入れ、器に盛ってクコの実をのせたら出来上がり。
ポイント
❶かぼちゃをクタクタに柔らかくしたい人は、小豆を煮込みはじめて30分くらいで入れましょう。
❷ぜんざいではなく「あんこ」としてもっちりと食べたい場合は、水の量を減らして調整してみてくださいね。

 
											
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