寒い冬に食べたい、髪のエイジングが気になる方におすすめの髪育ごはんです。
☑︎白髪
☑︎細毛
☑︎頭皮の乾燥
☑︎末端冷え性
☑︎足腰の衰え
エイジングが気になる方にオススメの”山椒たっぷりの黒ごま鍋”ですが、子供さん、パートナー、親御さんには、ちょっとハードルが高いことも?(※山椒のピリリなど)
そこで、今回は残り物の具材でもしっかり美髪を育めるメニューを作ってみました。
例えば夕食は”キムチ鍋”や”もつ鍋”にして、翌日ランチに1人で”美髪鍋”を(もちろん初めから真っ黒鍋でもOK!)
冬は黒い食材と潤い補給で”美肌&美髪”を育んでくださいね。
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
【薬膳効果】
☆豚肉…体を潤す、元気を補う、頭皮や肌の乾燥、疲労回復、冷え改善、美肌
☆キャベツ…消化吸収を助ける、胃腸の回復、ストレス緩和
☆しめじ…貧血、髪のパサつき、美肌、便秘や高血圧の改善
☆ニラ…体を温める、巡りを良くする、末端冷え性の改善
☆長ネギ…体を温める、巡りを良くする、風邪予防
☆豆腐…余分な熱を冷ます、体を潤す、母乳不足
☆黒ごま…白髪・脱毛の予防、便秘改善、足腰を強くする
☆山椒…お腹を温める、食欲増進、気の巡りを良くする
★工程付きの詳しい作り方は、インスタでご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
|
|
|
薬膳の効能(和さんしょう・山椒)
【性味】温性・辛味 【帰経】脾・肝
【薬膳的効能】
お腹を温める、食欲増進、気の巡りを良くする、胸のつかえ、魚の臭みをとる
胃腸を温めて、気の巡りを良くしてくれる山椒は、東洋を代表するスパイスの一つです。お腹が冷えて痛いとき、末端冷え性でつらい方にもオススメの食材。山椒と同じく発散作用のある生姜、ネギと一緒に摂ると温める力がぐっと増します。
また、山椒のスッとする香りは気の巡りを良くする働きがあります。ストレスが溜まってイライラ…そんなストレス抜け毛にお悩みの方にも摂り入れて欲しい食材。
栄養学的な効能
✔︎消化不良を改善する「サンショオール」
✔︎集中力を高める「シトロネラール」
✔︎リフレッシュ作用のある「ジペンテン」
✔︎血行を促進する働きのある「リモネン」
✔︎口臭や体臭を抑える「ゲラニオール」
一般的に若葉を「木の芽」、4月~5月につける黄色い花を「花山椒」、その後にできる青い実を「青山椒」、成熟した実を「実山椒」と呼ばれています。私たちが良く目にする「粉山椒」は、青山椒を粉にしたもの。今回のレシピにも使用したものです。
また山椒は若葉・花・実の全てが利用されているため、部位によって旬が少しずつ違います。木の芽や花山椒は4月~5月、青山椒は6月頃、実山椒は6月以降〜秋にかけて。それぞれ旬を迎えるので、その時々で旬の山椒をお楽しみくださいね。
効能としては、食欲増進、血液循環、利尿作用を高める等の効果が期待できます。
とくに寒い季節に気になるのが血行の悪さ。手足指先の末端が冷えたり、頭痛がひどくなったり、肩こりになったり…これらも血行の悪さからくる事もあります。また、症状としては現れていなくても頭皮の血行も滞っていることも…
滞りやすい季節は山椒の”ピリリ”をちょい足して、血流改善にご活用くださいね。
今回のレシピのように、トッピングに使用する以外にも初めから練りこんで”出汁”として使うのもおすすめ。山椒のピリリを活用して、巡りの良い体づくりをしてみてくださいね。
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
|
|
|
『真っ黒ごま鍋』のレシピ
(調理時間:20分)難易度★☆☆
食材
【1人分】
・豚バラ肉:100g
・キャベツ:100g
・しめじ:1/2房
・ニラ:1/2本
・長ネギ:1/4本
・豆腐:50g
<調味料>
・黒ねりごま:大さじ2
・すりごま:大さじ1
・醤油:大さじ1
・出汁顆粒:大さじ1
・山椒:小さじ2
・水:150〜200ml
※お好みで糸唐辛子
作り方
①キャベツはざく切り、ニラと長ネギは5㎝幅にカット、しめじは石づきを除く。
豆腐と豚バラ肉も食べやすい大きさにカット。
②土鍋に<調味料>を入れ、混ぜ合わせる。そこに水を少しずつ注ぎながらよく混ぜる。
③具材を②の中に入れて、蓋をして中〜強火にかける。
④沸騰したら軽くアクを軽く取り、再び蓋を閉めて5分ほど煮込む。
⑤具材に火が通ったら完成。
ポイント
●具材はお好みの大きさにカットしてください。
●末端冷え性が気になる方は、山椒を多めにするのもおすすめです。