頭皮や肌のカサカサを改善、体の内側から潤いを補給する髪育ごはんです。
いつもと同じ外側ケアをしているのに肌も髪もカサカサ、パサつく…
これって体の内側カラカラサインかも?
そんな時、外側から化粧水、乳液、オイルなど、どんなに潤いを補っても、なかなか改善しない(昔の私)
なぜなら、潤いを作り出す「原料」が体の中に足りていないから。
夏の紫外線や暑さ、胃腸の弱り(夏バテ)など、体の内側がそもそも不足状態。そこに秋の乾燥(低湿度)がやってきて、急に肌や頭皮の乾燥トラブルを感じる方が増えます。
残暑が厳しい季節からしっかり潤い保湿をすることで、秋本番のお悩みに多い「頭皮のフケ」や「かゆみ」を予防することができます。
そんな季節にオススメしているのが、秋に旬を迎える梨。ぜひ、いつもの食事に潤いを与える食材を+αして、秋も乾燥知らずの髪や頭皮を目指しましょう。
抗菌作用のある蜂蜜で喉をケアしつつ、細胞レベルで美を育みましょうね。
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【薬膳効果】
☆梨…肌や髪を潤す、空咳、余分な熱や痰をとる
☆蜂蜜…肌や髪を潤す、便秘、空咳、抗菌作用
詳しい作り方は、インスタでもご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
薬膳の効能(梨)
【性味】涼性・甘微酸味 【帰経】肺・胃
【薬膳的効能】
肺を潤す、喉の渇き、痰の多い咳、声枯れ、二日酔い、喉の痛み、疲労、利尿
薬膳で梨は、肺の働きを高めて、喉の渇きや、声枯れを改善。潤い補給もあるので、乾燥が気になる季節に重宝されてきました。
また、体の潤いを保つ作用にも優れているので、肌や頭皮の乾燥対策にもオススメ。
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栄養学的な効能
✔︎ むくみ改善や高血圧予防の『カリウム』
✔︎消化を促進、高い保湿効果のある『ペントザン』
✔︎肌を健やかに保つ『ポリフェノール』
✔︎便秘を改善する『リグニン』
✔︎疲労回復の『アスパラギン酸』
梨は、みずみずしさから想像できる通り、約9割は水分でできています。しかし、梨には肌を健やかに保つポリフェノール、肌荒れを防いでくれるタンパク質分解酵素なども豊富です。
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『梨のコンポート』のレシピ
調理時20分【難易度★☆☆】
食材
【2人分】
・梨 1個
・蜂蜜 大さじ2、3
・水:お好みで
作り方
①梨をよく洗い、半分にカットしたあとに薄く輪切りにする。
②鍋に並べ、上から蜂蜜をかけ、弱火で煮込む。
③15~25分ほど柔らかくなるまで煮込む。
ポイント
●梨のカットの仕方は、お好みで。
●焦げやすいので適宜確認し、水分がなくなっていたら蜂蜜と水を少量づつ加え、焦げを防ぐ。
●水分多めがお好きな方は、最初から水を加え、蜂蜜を1,5倍〜調整する