爽やかな梅の酸味が蒸し暑い夏を吹き飛ばしてくれそう。心とからだのバランスを整えて、美髪を育む。喉をスッキリ潤す美髪を育む髪育ごはんです。
髪におすすめの理由
(調理時間:15分)難易度★☆☆
※梅の浸水時間を除く
梅仕事2022。2品目は『梅りんご酢』です。
※諸事情についてはこちらを↓
梅黒酢ほどクセも少なく、梅コンポートほど甘くなく。ちょうど真ん中に位置するのが
『りんご酢』を使ったレシピです。
味については好みがあるので一概には言えませんが、『りんご酢なら好きかも』という声をいただくことがあります。
薬膳的に言えば、りんご酢は”活血化瘀”の食材。
(血流を良くして流れの悪くなった状態を改善する)
実は夏は汗をかいて水分不足になりやすく、ドロドロ血になりやすいんです。
血栓や脳梗塞のリスクUPに加え、美容面でも”肌のくすみ”や”目の下のクマ”、”髪の細毛”や”抜け毛”の要因にも。
こまめな水分補給も大切ですが、少しだけ血行促進する食材を足すのがおすすめ。
今年は夏が長そうなので、今から夏バテ対策していきたいですね。
無理ぜす自分のペースで
美肌や美髪を育んでください。
このレシピは
Aタイプに◎
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
【薬膳効果】
☆梅…夏バテ予防、消化促進、疲労回復
☆りんご酢…血行を良くする、体力回復、殺菌
★工程付きの詳しい作り方は、インスタでご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
薬膳の効能(りんご酢)
【性味】温性・酸苦味 【帰経】肝・胃
【薬膳的効能】
血行を良くする、体を温める、下痢、腹痛、便秘、魚の食中毒の緩和、殺菌、体力回復
りんご酢は、薬膳の四性五味(性味表)において、活血作用があるとされています。
この活血作用とは、血液の流れを改善して経路の通りを良くする効果があり、生理不順や生理痛、頭痛や肩こり、目の下のクマや細毛など、血行不良の症状に良い効果をもたらします。
また、夏はどうしても冷たい飲食物は増えてしまうので、体を温めて巡りを良くしてくれるりんご酢をぜひ活用してみて。
てまり式の体質チェックでは、 Aタイプの方に◎
りんご酢を使ったレシピ↓
栄養学的な効能
✔︎むくみを改善する「カリウム」
✔︎シミやしわを抑える作用のある「リンゴポリフェノール」
りんご酢とは、りんご果汁を発酵させて作った醸造酢。
りんご酢の特徴は、他の酢よりも酸味がまろやかで飲みやすいこと。ドリンクや料理にもとりいれやすく、黒酢や穀物酢が苦手な方にもおススメです。
りんご酢は抗酸化作用が期待できるため、細胞の劣化を抑え、美肌効果も優れています。また、ほかの酢よりも「カリウムが4倍以上」も豊富に含まれていて、むくみ予防にも効果を発揮。米酢よりカロリー・糖質も低いのも嬉しいポイントです。
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『梅りんご酢』のレシピ
(調理時間:15分)難易度★☆☆
食材
【梅500g分】
・梅:500g
・りんご酢:500ml
・砂糖(てんさい糖):400ml
作り方
①漬け込む瓶はよく洗い煮沸、またはアルコール消毒しておく。※キッチンペーパーに焼酎を染み込ませて、拭き消毒してもOK。
②梅をボウルに入れ、水に2時間漬けアクを抜く。
③爪楊枝でヘタを取り、水けをしっかり拭く。
④瓶に梅、砂糖を交互に入れていき、最後にりんご酢を入れる。
⑤全体が浸かるように1日1回は瓶を振るor傾ける。
⑥1〜1.5ヶ月ほど寝かせ、砂糖が溶けて梅が浮いたら飲み頃。炭酸水などで割って飲んでくださいね。
ポイント
●梅の実を漬けっぱなしにしていると味が変化したり、腐る原因になるので、完成したら梅の実は取り覗いて下さい。
●果肉は梅ジャムにしても美味しいですよ。