春のイライラをすーっと沈める。爽やかな酸味が目にも髪にも嬉しい、美髪を育める髪育ジュースです。
春は五臓の肝が弱ってイライラしやすい季節。入学、卒業、異動、転勤など、忙しさも相まってこころも身体も不安定になりがち。まわりに一言多く意見して、険悪な空気になることも(経験あり…)
そして、そんなイライラタイプに出やすいのが”頭皮の赤みや痒み”です。とくに側面(サイド)に変化があれば要注意。
”イライラしてるよ”って、頭皮からのサインかも?
そんな春は、たんぱく質やカルシウムに加え、レモンやりんご酢など、肝の働きを助ける『酸』を足すのが◎
今回はイライラタイプにおすすめ、生フルーツの手作りジュースをお届けします。
爽やかな酸味のりんご酢、フルーツの甘みと酸味のバランスがスーッと身体に染み入る…イライラして上半身に上がったほてりを沈め、穏やかな気持ちで過ごしたいですね。
無理せず自分のペースで
美髪を育みましょうね。
このレシピは
Aタイプに◎
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
【薬膳効果】
☆りんご…肺を潤す、余分な熱を冷ます、胃腸を元気にする、痰を除く、便秘
☆レモン…のどの渇きを癒す、体を潤す、夏バテ予防、美肌、つわり
☆ブルーベリー…血の巡りを良くする、目の疲れを癒す、老化予防
☆りんご酢…血行を良くする、体を温める、便秘、体力回復
★工程付きの詳しい作り方は、インスタでご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
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薬膳の効能(ブルーベリー)
【性味】平性・甘酸味 【帰経】肺・脾・腎
【薬膳的効能】
目の疲れ、ドライアイ、髪のエイジング、白髪予防、肌のくすみ、頭皮の血行改善
薬膳では、血の巡りを良くするので、血行不良による抜け毛、よく寝ても目の下のクマが消えない、肩こり、舌が青紫、経血に血の塊があるなど、瘀血(ドロドロ血)タイプにおすすめの食材。
また、目を元気にする『明目』という働きがあり、眼精疲労などの目の疲れを癒してくれます。
そして、美髪を育む上で大切な『腎』を補ってくれる食材でもあります。『髪は腎の華』と言われ、髪と腎は密接な関係。こまめな補腎は、美髪を育むキーワードです。
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栄養学的な効能
✔︎目の疲れを癒す「アントシアニン」
✔︎抗酸化作用のある「ポリフェノール」
✔︎シミやそばかす予防、鉄分の吸収を助ける「ビタミンC」
✔︎スムーズな排便を促す「食物繊維」
✔︎貧血を予防する「鉄分」
✔︎頭皮の血行を良くする「ビタミンE」
✔︎たんぱく質の吸収を助ける「ビタミンB6」
✔︎肌や髪などを健やかに保つ「亜鉛」
6〜8月が旬のブルーベリーは、眼精疲労に良いアントシアニン、肌や髪のエイジングに働きかけるポリフェノール(抗酸化力)が豊富。
とくに『若返りのビタミン』とも言われるビタミンEもたっぷり含まれているので、肌のくすみや頭皮の血行不良による抜け毛が気になる人にもおすすめ。
スイーツやヨーグルトのトッピング、ジャムやジュースなど、ぜひ取り入れてみてくださいね。
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『フルーツビネガー』のレシピ
(調理時間:30分)難易度★☆☆
※熟成期間は含まず
食材
・レモン:800g
・りんご:100g
・ブルーベリー:100g
・りんご酢:1リットル
・氷砂糖:1キロ
作り方
①漬け込む瓶はよく洗い煮沸、またはアルコール消毒しておく。※キッチンペーパーに焼酎を染み込ませて、拭き消毒してもOK。
②レモンとりんごはよく水洗いし、1㎝幅に薄くスライスする。冷凍ブルーベリーならそのまま、生を使う場合は水洗いして水分を拭き取る。
③保存瓶にレモン・りんご・ブルーベリー・氷砂糖の4つを交互に入れる。一番上は氷砂糖になるようにする。
④最後にりんご酢を1リットルまわし入れる。蓋をしたら瓶を逆さにするように軽く振り、フルーツ全体にりんご酢を馴染ませたら、冷暗所に保存する。
⑤毎日2.3回くらい振り、フルーツ全体をぬらす。
⑥約1週間くらいしたらフルーツビネガーの完成。
※フルーツは漬けっぱなしにしていると味が変化したり、
腐る原因になるので、取り出して早めに召し上がってくださいね。
ポイント
●レモンは国産がおすすめです
●りんご酢の代わりに穀物酢(黒酢)などもお使いいただけます