潤い不足で肌や頭皮がカサカサ、午後になるとほてりやすい、イライラして眠りが浅い…そんな時におすすめの髪育ごはんです。
薬膳には「酸甘化陰」という考えがあり、「酸味」と「甘味」を組み合わせて摂ると体を潤すと考えます。
”甘酸っぱい”は、潤いチャージのサインです。今回はレモン(酸味)、甘酒(甘味)を組み合わせた、寒い冬におすすめドリンクをお届けします。
ベースの甘酒は酵素・必須アミノ酸・ビタミンB1・ビタミンB2・葉酸・食物繊にと、栄養の宝庫ですが…
実は入っていないのがビタミンAとビタミンCです。レモンのビタミンCを足すことで、甘酒との症状効果が期待できます。
☑︎潤い不足でほてる
☑︎肌や頭皮がカサカサする
☑︎イライラして眠りが浅い
そんな方に飲んで欲しいレシピです。
温かい飲み物で潤い補給して
美肌や美髪を育んでくださいね。
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【薬膳効果】
☆甘酒…体を潤す、食欲不振、美肌、血の巡りを良くする
☆レモン…のどの渇きを癒す、体を潤す、夏バテ予防、美肌、つわり
★工程付きの詳しい作り方は、インスタでご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
薬膳の効能(レモン)
【性味】平性・甘酸味 【帰経】肺・胃
【薬膳的効能】
のどの渇きを癒す、体を潤す、夏バテ予防、美肌、つわり、食欲不振、風邪予防
夏のイメージが強いレモンですが、国産レモンの多くは11月〜3月に旬を迎えます。
薬膳的にレモンは
●津液を生じさせる
●のどや口の渇きを止める
薬膳で甘酸のある食材は、潤いを好む肺の大好物です。つまり、乾燥が気になる冬にもってこいの食材。また、柑橘系のすっとする香りは、気の巡りを改善してくれます。イライラ・憂鬱など、ストレスタイプの抜け毛にもおすすめです。
ビタミンCも豊富なので美肌作りに効果的ですが、冬に不足しがちなビタミンDの吸収を高める働きもあるため、冬うつ予防にも摂り入れたい食材ですね。
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栄養学的な効能
✔︎シミやそばかす予防、鉄分の吸収を助ける「ビタミンC」
✔︎カルシウムやミネラルの吸収を高める「クエン酸」
✔︎老化予防に期待できる「エリオシトリン」
✔︎頭皮の血行改善の「へスペリジン」
✔︎リラックス作用のある「リモネン」
✔︎むくみを改善する「カリウム」
栄養学的には疲労回復を促すクエン酸が豊富。ビタミンCも豊富なので、風邪予防など免疫力を高めたい時にもおすすめ。
今回のレシピのように、ドリンクの最後に加えたり、お魚や野菜と一緒に煮込んだり。鉄板の蜂蜜レモン等、レモンの酸味を活用していきたいですね。
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『甘酒ホットレモン』のレシピ
(調理時間:5分)難易度★☆☆
食材
【4人分】
・甘酒:200ml
・レモン汁:大さじ
・レモン:薄切り1枚
作り方
①鍋に甘酒を入れ、沸騰直前に止める。
②カップに①とレモン汁を入れ、かき混ぜる。
最後に薄切りレモンを乗せたら完成。
※多くても1日に200mlくらいまでが◎
ポイント
●電子レンジで温めても大丈夫です。
●ビタミンCをたっぷり補給するため、レモン汁は甘酒を温めた後で投入しましょう。