夏のイライラ対策とシミ予防に。日焼けした肌や頭皮におすすめ、美髪を育む髪育ごはんです。
髪におすすめの理由
(調理時間:10分)難易度★☆☆
暑いだけでイライラ…一説によると、人間は22°Cが一番快適と言われ、30°Cを超えたあたりから様々な問題が起こるそう。
恋愛・仕事において行動的・積極的になる反面、イライラや怒りなどの攻撃的な感情が生まれやすく暴動やスポーツでのトラブルも起きやすいのだとか。
そんな暑さはどうすることもできないので、少しでもイライラ改善できるレシピで快適に過ごせたら良いですよね(切実…)
メイン食材の赤パプリカは、薬膳ではイライラ、頭皮の赤み、お腹にガスが溜まる、目が充血するなど、ストレスサインが出てる時に◎
美肌&美髪に効果をもたらすビタミンエース(ACE)を含んでいて、抗酸化作用もたっぷりなので、シミ予防にもおすすめです。
薬膳には『酸甘化陰』という考えがあり、『酸味』と『甘味』を組み合わせて摂ると
体を潤すと考えます。
甘酸っぱい酢漬けで汗とエアコンで乾いた肌を潤しつつ、夏のイライラを改善。
無理ぜす自分のペースで
美肌や美髪を育んでくださいね。
このレシピは
ABタイプに◎
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
【薬膳効果】
☆パプリカ…お腹の冷えを取り除く、消化不良、イライラ改善、血栓予防
☆りんご酢…血行を良くする、体力回復、殺菌
★工程付きの詳しい作り方は、インスタでご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
薬膳の効能(パプリカ)
【性味】温性・辛味 【帰経】心・脾
【薬膳的効能】
内臓を温めて腹部の冷えを取り除く、食欲不振、消化不良、嘔吐、下痢を改善、イライラ改善、精神安定
パプリカは薬膳では「辛味」と言って、体を温めてくれる食材に分類されます。気を巡らせて胃腸の働きを活発にする、内臓を温めてお腹の冷えを取るなど。
食欲低下、消化不良、冷房でお腹が冷えてる、お腹にガスが溜まる、冷たい物の摂り過ぎで下痢や軟便が多い。また、頭皮の赤み、目が充血するなど、美容面が気になる方におすすめです。
パプリカを使ったレシピ↓
てまり式の体質チェックでは、ABタイプの方に◎
栄養学的な効能
《パプリカの嬉しい効能》
✔︎目の健康維持、免疫力を高める「ビタミンA(βカロテン)」
✔︎骨シミやそばかす予防、鉄分の吸収を助ける「ビタミンC」
✔︎頭皮の血行を良くする「ビタミンE」
✔︎抗酸化作用のある「ポリフェノール」
✔︎スムーズな排便を促すの「食物繊維」
✔︎老化予防や燃焼力アップの「カロテノイド」
✔︎むくみを改善する「カリウム」
✔︎骨粗しょう症予防の「カルシウム」
パプリカに含まれている成分数は、ピーマンとほぼ同じですが、含有量ではパプリカのほうが多いといわれています。
活性酸から体を守る強い抗酸化作用の「カロテノイド」、鉄分の吸収を助ける「ビタミンC」、若返りのビタミンと呼ばれる「ビタミンE」、頭皮の血行改善にも良い「ビタミンP」など。
美肌美髪を目指す方には、積極的に摂ってほしい食材です。炒め物、煮物、おひたしなど、日々の食事に活用してみてくださいね。
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
『赤パプリカの酢漬け』のレシピ
(調理時間:10分)難易度★☆☆
食材
【4人分】
・赤パプリカ:1個
・りんご酢:100ml
・砂糖:大さじ1
・ハーブ:あればでOK
作り方
①赤パプリカはよく洗って、千切りにする。
②鍋にりんご酢と砂糖を入れ、一煮立ちしたら火を止める。
③煮沸した容器に赤パプリカを入れ、②を注いでハーブを添える。
④一晩くらい漬けてから召し上がれ!
ポイント
●りんご酢の代わりに醸造酢でも大丈夫です。りんご酢のほうがまろやかになるので個人的にはおすすめ。
●漬け汁は煮詰め過ぎないように。一煮立ちしたらすぐに火を止めて。