夏のほてった肌た頭皮も内側からも”熱冷まし”。日焼けした肌におすすめ、美髪を育む髪育ごはんです。
髪におすすめの理由
(調理時間:15分)難易度★☆☆
ここ数日、紫外線と太陽熱にキャーって人も多いはず。(私は確実にそうです)
上からの太陽光はもちろん、下からの照り返しでダブルパンチ。この季節は汗による頭皮のベタつきに加え、日焼けによるシミも気になりますよね。
今回は、そんな両方のお悩みをケアする”夏に食べたいレシピ”をお届けします。
薬膳で”キュウリ”と”ナス”は、余分な熱を冷ましてくれる食材なので頭皮のベタつき、むくみに◎そして、ナスは血の巡りを良くするのでシミ予防に効果的です。
ただし、ナスを食べ過ぎると”お腹を冷やし腹痛、下痢、流産の恐れがある”とも言われます。冷え性の方は黒酢や生姜、紫蘇など、体を温める食材と一緒に食べるのがおすすめです。
外からも紫外線対策をしつつ、内側からも予防を促す。
紫外線に負けない肌や頭皮を育みましょう。
無理ぜす自分のペースで
美肌や美髪を育んでくださいね。
このレシピは
ABタイプに◎
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
【薬膳効果】
☆ナス…余分な熱を冷ます、むくみ、血行促進、胃腸を整える
☆キュウリ…余分な熱を冷ます、むくみ、夏バテ予防、喉の渇きを癒す
☆人参…血を補う、疲れ目、ドライアイ
☆紫蘇…イライラ改善、風邪予防、お腹の冷え、食中毒予防、胃の不快感
☆黒酢…血行を良くする、体力回復、殺菌
☆白ごま…皮膚を潤す、便秘、老化予防
★工程付きの詳しい作り方は、インスタでご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
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薬膳の効能(ナス)
【性味】涼性・甘味 【帰経】脾・胃・大腸
【薬膳的効能】
余分な熱を冷ます、ほてり、血行促進、むくみ、胃腸を整える、熱性のニキビや吹き出もの
ナスは、体にこもった余分な熱をとって、水分代謝や血の巡りをスムーズにしてくれる食材。また、胃腸の働きを良くして、食欲不振や胃もたれなどの改善に役立ちます。
肌や頭皮の吹き出物、むくみ、日焼けしてほてった肌、頭皮のベタつき気になる時におすすめ。湿度高くて蒸し暑い日は、あっさりシンプルな味付けで、余分なものを排出しやすい身体作りを目指しましょう。
てまり式の体質チェックでは、ABタイプの方に◎
栄養学的な効能
✔︎むくみを改善する「カリウム」
✔︎シミやしわを抑える作用のある「葉酸」
✔︎目の健康維持、免疫力を高める「ビタミンA(βカロテン)」
✔︎貧血予防に効果が期待できの「モリブデン」
✔︎スムーズな排便を促すの「食物繊維」
ナスは栄養がないと思われがち…ですが、健康や美容に良い効能がたくさんあります。
とくにナスの皮の部分には、ポリフェノールの一種である”アントシアニン”が含まれていて、美容に嬉しい抗酸化作用に加えて、動脈硬化・がん予防にも良い働きがあります。
また、葉酸=妊婦さんのイメージがありますが、葉酸は黒髪を作り出すメラニン色素に関係するチロシン生成に必要な髪にとっても大切な栄養素。
炒め物、煮物、おひたしなど、日々の食事に活用してみてくださいね。
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ナスと白胡麻の相性は抜群!とくに和え物には、ほぼ入れています↓
『ナスの黒酢ごま和え』のレシピ
(調理時間:10分)難易度★☆☆
食材
【4人分】
・ナス:1.2個
・キュウリ:1本
・人参:1/2本
・紫蘇:2.3枚
<A>
・すりごま:大さじ3
・醤油:小さじ2
・砂糖:大さじ1
・黒酢:大さじ2
<塩もみ>
・塩:小さじ1
作り方
①ナスはヘタを切り落とす。耐熱皿に並べてラップをし、電子レンジ(600w)で3分かける。取り出し、返して再びラップをして電子レンジで3分加熱。取り出して熱をとる。
②キュウリは輪切りにして、塩小さじ1をしておく。人参は千切りにして、湯通し。紫蘇は
千切りにしておく。
③ボールにAを入れよく混ぜる。そこに水分を切った野菜を入れ混ぜる。
④最後に紫蘇をトッピングしたら完成。
ポイント
●人参の湯通しが面倒なときは、電子レンジで1分チンするのもOK。
●キュウリはギュッと、水分をしっかり切ると味が薄まりません。