美髪、美肌、安眠、便秘改善、リラックス効果、免疫力向上など。身体の内側からエイジングを促す、乾燥知らずの髪や肌を育む髪育ごはんです。
今回ご紹介するのは、大学生の頃から愛飲中のドリンク。そのおかげもあってか…35歳を過ぎましたが、今のところ白髪が1本もないのかも!?しれません。
薬膳で「黒ごま」は、白髪や細毛など、髪のエイジングに作用する”腎”の働きを高めてくれる食材。
黒ごまの詳しい効能は↓
そこに潤腸通便、余分な熱を鎮めてくれる「バナナ」、身体の潤いを補給する「豆乳」「蜂蜜」を加えて、ミキサーで混ぜるだけ!(フードプロセッサーでもOK)
秋冬は皮膚だけでなく、粘膜や腸も乾燥。
潤い不足によって腸内細菌が乱れ、便秘に繋がることも…
中医学では秋は肺・大腸と密接な季節です。内側からも肌、頭皮、髪、喉、腸の潤いケアをして、乾燥知らずの肌髪を育みましょう。
無理ぜす自分のペースで
美肌や美髪を育んでくださいね。
このレシピは
BDタイプに◎
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
【薬膳効果】
☆バナナ…便秘、ほてり、赤ニキビ、頭皮のベタつき
☆黒ごま…白髪・脱毛の予防、便秘改善、足腰を強くする
☆豆乳…肌や頭皮を潤す、から咳、貧血予防、利尿、便秘
☆蜂蜜…肌や髪を潤す、便秘、空咳、抗菌作用
★工程付きの詳しい作り方は、インスタでご紹介↓
https://www.instagram.com/temari.yakuzen/
薬膳の効能(バナナ)
【性味】寒性・甘味 【帰経】肺・脾・胃・大腸
【薬膳的効能】
体の余分な熱を冷ます、腸を潤す、から咳、喉の渇き、便秘、免疫力向上、肌や頭皮を潤す
薬膳では体の余分な熱を冷ます、腸を潤す食材。イライラ眠れない、肌あれ、赤ニキビ、ほてりが気になる時におすすめ。
今回ご紹介する「黒ごま豆乳バナナジュース」は、氷を入れずに作るのでお腹冷え対策にも◎ゴクゴク飲みたくなるところですが…ゆっくり飲んでみて下さいね。
てまり式の体質チェックでは、BDタイプの方に◎
栄養学的な効能
《バナナの嬉しい効能》
✔︎むくみを改善する「カリウム」
✔︎スムーズな排便を促すの「食物繊維」
✔︎疲労回復効果、皮膚の健康を支える「ビタミンB1」
✔︎体の成長や髪や皮膚、爪などの形成にも深く関与する「ビタミンB2」
✔︎皮膚や粘膜の健康をサポートする「ナイアシン」
✔︎髪や皮膚、歯などの健康維持増進に働く「ビタミンB6」
✔︎シミやしわを抑える作用が期待できる「葉酸」
✔︎抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く「ポリフェノール」
✔︎白髪予防の「チロシン」
✔︎神経を落ち着かせ、睡眠を促す「トリプトファン」
美髪面では▶︎バナナに含まれるチロシンは、髪を黒くするメラニン色素の原料のひとつ。白髪予防に良いと言われています。
美肌面では▶︎バナナに豊富に含まれるビタミンB群は肌の代謝をが促し古い細胞が新しい細胞へと生まれ変わります。肌荒れ、ニキビ、頭皮のベタつきにもおすすめ。
健康・腸活面では▶︎食物繊維が豊富なので便通を良くして排出を促すとされています。バナナは食べるとすぐにエネルギーになるので、免疫力の向上にもよいと言われていますよ。
精神面▶︎バナナに含まれる「トリプトファン」は「ビタミンB6」と結びつくことで、体内でリラックス効果の高いセロトニンというホルモンに変化。安眠やイライラ改善の効果も期待出来る「セロトニン」の上昇にもつながります。
すごいぞバナナ!と、改めて思った次第でした。注意点は、上記にも書いた通り冷やす作用があるので、下痢や冷え性の人は控えることです。
★自分の体質・髪質をチェックしたい方は、こちらを↓
↓チロシンが豊富な乳製品×バナナは、白髪予防におすすめの組み合わせ。私は「きなこ」をふりふり。たんぱく質をプラスして食べます。
『黒ごま豆乳バナナジュース』のレシピ
(調理時間:10分)難易度★☆☆
食材
【1人分】
・バナナ:1本
・豆乳:200ml
・黒ごまペースト:大さじ2
・蜂蜜:小さじ1
作り方
①バナナはぶつ切りにする。
②ミキサーに全ての材料をなめらかになるまで混ぜたら完成。
ポイント
●ミキサーがない方は、フードプロセッサーでも作れます。
●時間が経つと分離するので、ストローやスプーンで混ぜて飲んでみて。