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ドライアイ×髪のパサつきに『クコの実のはちみつ漬け』

「クコの実」を「蜂蜜」に漬けて冷蔵庫で寝かせるだけ!髪にとって大切な「血」と「潤い」が補給できる髪育ごはんです。

クコの実が髪におすすめの理由

在宅ワークが増え、目の疲れ・ドライアイなど、目のトラブル増えているそうですね。

 

中医学では、目を酷使すると血と関係の強い肝(肝臓)傷め、血も消耗すると言われています。(目→肝→血の消耗、という流れ)

 

結果、血と関わりの強い髪も大大大ダメージ…

 

髪のパサつき、脱毛、切れ毛など出できちゃうんです。

 

月経や怪我など、物質的に血が出ていなくても『血を消耗している』って不思議ですよね?でも、これが東洋医学的な考えなんです

 

人間の体って色んなところで繋がっています。

 

今回は、そんな『目のお疲れ』と『髪』の両方をケアできるレシピを『薬膳的な効能』と一緒にお伝えします。

 

レシピを先に確認したい方は、スクロールして一番下にある【レシピ】をチェックしてくださいね!

 

↓私が使用している『クコの実』

『クコの実(枸杞子)』の特徴

【性味】平性・甘味 【帰経】肝・腎・肺

【薬膳的効能】
●肝腎の陰を養う:ふらつき、めまい、寝汗、不眠、耳鳴り、視力減退、足腰のだるさ、四肢のしびれ、滋養強壮
●精血を補い目を養う:目の疲れ、かすみ、眼精疲労、ドライアイ、視力低下
●肺を潤す:咳を沈める、髪や肌を潤す

クコの実は、血(精血)を補い、目の健康や美容に良い食材。薬膳では滋養強壮に良い「不老長寿の薬」とも言われ、漢方では「枸杞子(くこし)」として使われています。

 

世界三大美女のひとり「楊貴妃」が愛用していた美容フードとしても知られ、近年はスーパーフードの「コジベリー」としても世界的にも広まってきましたね。

 

てまり
てまり
クコの実は、杏仁豆腐の上にちょこんといる小さな「赤い実」のこと。こういうとイメージしやすいかも?

 

体の内側から潤し血を補う『アーモンドミルクで作るかんたん豆花』肺を乾燥から守り血を補う「アーモンド」、血行を良くしてエイジング作用のある「黒豆」、体を温め血の巡りを良くする「栗」「生姜」、血を補う「...

 

クコの実は、とくに目に関係の深い肝血(かんけつ)を補い、潤い補給もしてくれるのでドライアイや眼精疲労におススメ。

 

 

月経や出産など、血を消耗しやすい女性は「血虚」と呼ばれる症状がでやすい傾向にあります。この状態が続くと、貧血やめまいだけでなく、爪が割れやすかったり、肌や頭皮のカサつき、髪のパサつきなど美容面にも影響します。

 

 

こまめに血を補ってあげることが、美肌・美髪の秘訣です。とくに目の酷使は、血を消耗することにも繋がることにもなるので気をつけて!

 

髪におススメの成分

●ビタミンB2:皮膚・髪・爪などの細胞の再生に関わる「美容のビタミン」とも言われる栄養素。口内炎や肌荒れ治療薬にも広く活用されてます

●ビタミンE:強い抗酸化作用のある栄養素。老化予防、頭皮の血行改善、肩こり、冷え性の改善など

●ミネラル:カリウム・鉄・マンガン・銅・亜鉛・マグネシウムはドライフルーツの中でもトップクラスの含有量。どれも髪にとって大切な栄養素です

 

てまり
てまり
クコの実には、髪の健康に良い成分がたっぷり!これ以外にも、抗酸化力で知られる『ゼアキサンチン』、免疫・抗がん作用・エイジングなどに効果があると言われている『ベタイン』など、美肌におススメな栄養素も豊富。

 

今回は、そんな「クコの実」に「蜂蜜」を合わせたレシピ。蜂蜜には、潤い補給&抗菌作用があるので喉のイガイガ、乾燥にもおススメです。

 

はちみつ漬けは冷蔵庫に常備して、ハーブティーやヨーグルトなどちょい足ししてこまめに補給するのが◎

 

こまめな補給で美肌、美髪を目指しましょう!

『クコの実のはちみつ漬け』のレシピ

調理時10分【難易度★☆☆】

食材

【2人分】

・クコの実:大さじ3くらい

・はちみつ:大さじ3くらい(クコの実が隠れるくらいの量)

お好みでレモン汁

作り方

①クコの実をザルで軽く洗う。

②清潔な保存容器(煮沸したもの等)にクコの実、蜂蜜を入れて混ぜ、フタをして冷蔵庫で一晩以上置く。

ポイント

❶蜂蜜は、クコの実が隠れるくらいでOK。

❷蜂蜜が固まってたりして使いにくかったらレモン汁を足すのもおススメです

 

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